ミス・ビードルと零戦と
- 2010/12/17(Fri) -
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「そういえば見てなかったな」 & 「遂に来たのかぁ」 を見に、県立三沢航空科学館に行ってきました。
 
 
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今、特別展示されている零式艦上戦闘機、いわゆるゼロ戦です。
これは、映画「人間の翼」及び「君を忘れない」で使用された実寸大のゼロ戦です。

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この機体は、佐賀市人間の翼「零戦」復元実行委員会、筑前町立大刀洗平和祈念館の協力の元に製作されたんだそうです。

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錆が浮き出たような計器類も胴体同様リアルに再現されていますね~。

そういえば、ゼロ戦って当時の値段は7万円程だったそうです。
今の値段にすると1億3000万くらいになるんだそうです。
三沢に駐機しているF16は50億、F15は軽く100億越すくらいですから、だいぶお買い得ですね。
あ、セスナのような小型プロペラ機は2000万くらいだったかな?
ゼロ戦の値段・・・う~ん、高いんだか安いんだか。

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大戦初期は、その航続距離(連合軍機の4倍)と重装備、優れた旋回性能により、
ゼロファイターと恐れられていたゼロ戦ですが、大戦中期には、物量に勝る連合軍は次々と新鋭機を投入、
一方、日本軍は人命を軽んじる方針を崩さずゼロ戦の軽量化のために防弾装備等を省き、
そのため優秀なパイロットが不足し戦局は悪化しました。
そして大戦末期には250kg爆弾をぶら下げ、敵艦に突っ込んでいくという特別攻撃機(特攻)となったのです。

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リアルにあの悲惨な戦争に投入された戦闘機を機能美と見れば美しいのかもしれませんが、
なんとも言えない気がしますねぇ。
まあ、そりゃ今の戦闘機もそうなんですが、
今の戦争ってなんか映像を見ても映画の様にしか見えなくて、あんまり現実味がないんですよね。
自分の身近で「あの時はこうだった・・・」と、語る人が居ない所為もあるのかもですね。


話しは変わって・・・


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この真っ赤な機体!その胴体に書かれた 『Miss Veedol』 の文字!
そう、これは本当は今年の三沢航空祭で目玉として飛ぶ筈だった、ミス・ビードル号ですよ!!(過去記事参照)
やっとこさウェナッチ市から三沢に到着してたんです。

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オラ的には、航空機の展示ブースの1番前に置いてある復元機と見分けが付きません。
でもこの機体がアメリカで実際に飛ばしたことがあるものなんです。
つい、この間、アメリカから輸送されたばかりで7日から展示が始っています。

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ミス・ビードル号が世界初の太平洋無着陸横断をしたのは知ってましたが、
実はその前後に何機もの飛行機がそれに挑戦していたとは、ここに来るまで知りませんでした。

昭和5年(1930年) タコマ市号
9月14日にフライとするも、24時間後に故障し下北に不時着。

昭和6年(1931年) パシフィック号
朝日新聞社が太平洋無着陸横断すると、日本人には10万円、外国人は5万円を提供すると広告をだしました。
それに応募したパイロットのアッシュはタコマ市号を修理し挑みましたが、
滑走路を2400mほど滑走しても機体が浮き上がらず断念。

昭和6年(1931年) クラシナマッジ号
パシフィック号を修理、改造し挑むも、離陸して間もなく燃料漏れを起こし、更に悪天候にも見舞われ、
カムチャッカに不時着。

そして昭和6年(1931年)10月4日 午前7時1分
クライド・パングボーンとヒュー・ハーンドンを乗せたミスビードル号は、ドラム缶18本分の燃料を積み、
空気抵抗を減らすために車輪を切り離して、三沢市の淋代海岸に作られた滑走路を飛び立ちました。
41時間10分後、ワシントン州ウェナッチ飛行場に胴体着陸し、世界初の太平洋無着陸横断を達成したのでした。


昭和6年5月5日には日本人の手で太平洋無着陸横断を成功させようと報知新聞社の企画で、
報知日米号(水上機)が小川原湖を飛び立ちましたが、故障を起こして不時着水。

続いて第2報知日米号で挑戦しようとするも、根室で訓練中に大破。

昭和7年9月10日、今度こそはと入念に準備した第3報知日米号は色丹島上空で行方不明。

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三沢の淋代海岸や小川原湖から、これだけの飛行機たちが挑戦してたんですね!
凄い!凄すぎるぜ我が街 『三沢』 !!新幹線は来なかったけどぉ( ̄∇ ̄#)

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ところでこの飛行機たちの飛び立った淋代海岸の滑走路なんですが、
昨年天国に行っちゃったオラの婆ちゃんが、滑走路を作ったってよく言ってたんですよ。
その時の様子を知っている爺ちゃん婆ちゃんたちがまだいますから、
今のうちにそういう方々に貴重な話しを聞いて回っておいた方が良いかもですよね。

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期限限定ですが、この歴史的な2機の復元機を同時に見ることが出来るなんてそうそうないんじゃないですかね?
それもウェナッチからやって来たミス・ビードル号復元機は、来年こそ三沢の空を飛ばすぞ!って話しですからねぇ。

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この2機の他にも三沢航空科学館では何機もの飛行機が出迎えてくれます。
まだ来たことのない人や、もう何回も行ってるよって人も、どうぞお越し下さい。


零戦がやってきた!
日時: 平成22年10月26日(火)~平成23年10月30日(日) AM9:30~PM16:30 航空科学館格納庫
料金: 入館料とのセット:一般 700円、高校生 500円、小中学生 100円、未就学児無料
毎週、土日祝日の14:00~エンジン、プロペラの回転展示を開催中!


飛ばす予定のミス・ビードル号も来年の秋まで借りているらしいですよ。

詳しくは青森県立三沢航空科学館のHPまで。
 
 
 
 
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コメント
-Re: JADEさん-
こそこそっていうか、やっと運搬方針が決まったって感じでしょうかね。
あれを飛ばすには、たぶん航空法とか色々あるんじゃないかと思うんですが、
航空祭前には何回か練習するんじゃないですかね?
オラ的にはアメリカンデーに三沢の空を飛ぶ気もするんですが。
2010/12/20 18:35  | URL | ポン太 #b4jxZAz.[ 編集] |  ▲ top

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零戦みたいな~って思ってたら、横にもっと見たいのが来ましたね(^^
でも、こいつは飛んでくれないと意味無いので(笑)

私ね~、あれだけ大騒ぎして、何だか「こそこそ」とやってきて展示されてるのってどうなんだろ~っとも思ってます。それも来年の航空祭?雨降ったらどうすんの。エンジンそれまでかけないの?大丈夫??とか色々勝手に思っちゃいます。
2010/12/20 08:54  | URL | JADE #-[ 編集] |  ▲ top


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